ABOUT

放牧で育つ『短角和牛』の魅力を伝えたい。
柿木畜産では、その想いから、繁殖、肥育、販売まで一貫して、短角和牛専門で生産しています。

この牛の魅力の一つ「味」は、風味豊かな力強い赤身肉。赤身の味が濃厚で、噛む程に旨味が溢れ出し、飲み込むその瞬間までお肉の味が楽しめます。そして良質なエサと健康的な育て方からくる、爽やかな脂、臭みは一切無く、サラリとした脂は赤身の味をより引き立て、もたれる事もなく食後感まで楽しめます。
この味に関わる「品種」と「育て方」も魅力的。短角和牛のルーツは、岩手県域にいた在来種の南部牛。その歴史は千年以上ともいわれ昔からこの地方の暮らしを支えてきました。放牧適性が高く、その能力は短角和牛にも色濃く残っています。その能力と気候風土を活かした育て方が「夏山冬里」で先人の知恵ながらSDG'sに合致した自然農法。無理なく1年のサイクルで命の営みが繰り返されます。
そしてこの牛の特徴を最大限に引き出すのが
「国産原料100%のエサ」
牛さんの為のトウモロコシを、牛堆肥を畑に循環して育て、牧草は勿論、購入する小麦、フスマ、大豆、お米、全てが近隣地域の国産品です。身体は食べもので出来る。前述の味に大きく影響するのがこの特別なエサになります。
この地域の牛を、この地域で、この地域のエサで育てる。輸入エサに頼る日本の畜産では地域性が反映されにくいですが、柿木畜産の短角和牛はこの地域ならではの味を持つ、唯一無二の牛と言えます。
この魅力を、多くの人に知って頂き、この牛とこの風景が消えない様に、柿木畜産は挑戦し続けていきます。